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ストレートネック

ストレートネック

ストレートネックについて

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ストレートネックは、本来は緩やかにカーブしているはずの首の骨(頸椎)が、真っすぐに近い状態になったことを指します。スマートフォンやパソコンを長時間下向きで使う生活習慣が広がったこともあり、若い世代を含めて広く見られるようになりました。悪化すると首や肩のこりだけではなく、頭痛やしびれ、めまいといった二次的な症状へとつながっていくこともあります。

西宮のみやみつ整形外科リハビリクリニックでは、レントゲンや超音波検査(エコー)による原因の確認と、リハビリテーションを中心とした治療で、ストレートネックに関わる症状に対応しています。単なる肩こりとして済ませずに、姿勢と筋力から見直していきますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

こんな症状はありませんか?

  • 首や肩のこりが慢性化している
  • 頭痛やめまいが続いている
  • 腕や指先にしびれを感じる
  • 下を向いていると首の後ろが痛くなる
  • 上を向くと首がつっぱる、動きにくい
  • 姿勢を鏡で見ると、頭が前に出ている
  • スマホやパソコンを長時間使う生活を続けている

ストレートネックの特徴

首の骨の自然なカーブ

首の骨(頸椎)は、七つの椎骨がつながってできています。本来は横から見た時に、前方に緩やかにカーブする形(前弯)をしており、このカーブが、頭の重さ(およそ5~6kg)を分散して支えることで、首や肩の筋肉への負担を減らす役割を担っています。

カーブが失われた状態

ストレートネックは、この本来のカーブが失われて、頸椎が真っすぐに近い形になった状態です。カーブによる衝撃吸収の働きが弱まるため、頭の重さがそのまま首や肩の筋肉、頸椎そのものにかかることになります。

スマホ首との関係

近年は、スマートフォンを長時間下向きで見る姿勢が生活習慣として広がったこともあり、若い世代にもストレートネックが広く見られるようになってきました。「スマホ首」と呼ばれる状態も、実質的にはストレートネックのことを指しています。

主な原因

長時間の前かがみ姿勢

スマートフォン、パソコン、読書、ゲームなど、下を向いた姿勢が続くと、頭が前に出た状態を支えるために、首の後ろの筋肉が常に引っ張られる状態になります。首の前側の筋肉は縮んだまま固定されるため、頸椎のカーブを保つ筋肉のバランスが崩れていきます。この繰り返しにより、少しずつ頸椎のカーブが失われてストレートネックとなります。

その他の要因

  • 高すぎる枕など身体に合わない寝具の使用
  • 運動不足による首まわりの筋力低下
  • 猫背などの姿勢の癖
  • 加齢に伴う頸椎の変形

放置するとどうなるか

ストレートネックそのものは病気ではありませんが、放置していると、下記のような症状が段階的に現れることがあります。

慢性的な肩こり·首こり

頸椎のカーブが失われることで、首や肩の筋肉が常に緊張状態となり、こりが慢性化していきます。マッサージや温熱で一時的に和らいでも、姿勢が変わらないままだと、症状が繰り返されます。

頭痛

首の筋肉の緊張が続くと、後頭部の神経が圧迫されて頭痛を引き起こすことがあります。

めまい、吐き気

首まわりの筋肉のこりが、周辺の血管や自律神経に影響を及ぼすと、めまい、吐き気、耳鳴りといった症状が現れることもあります。

腕や指先のしびれ

頸椎の変化が進んで、周囲を通る神経が刺激されると、腕や指先へのしびれが現れることがあります。この状態で放置されると、頸椎椎間板ヘルニアや頸椎症性神経根症など、頸椎の他の疾患へとつながる場合もあります。

睡眠の質の低下、集中力の低下

首や肩の緊張が続くと、身体が休まりにくくなり、睡眠の質が下がっていきます。日中の集中力や気分にも影響が広がっていくため、生活全体の質にも関わってきます。

当院での検査と治療

検査

診察では、症状の様子、姿勢、生活の様子を伺った上で、首の可動域や圧痛の場所を確認します。あわせて、以下の検査を実施します。

  • レントゲン検査:頸椎のカーブの状態、椎間板の変化、変形の有無を確認
  • 超音波検査(エコー):首まわりの筋肉や神経の状態を確認
  • 血液検査:関節リウマチなど別の疾患が疑われる場合に実施

治療

  • 薬物療法:消炎鎮痛薬、湿布などで炎症と痛みを和らげる
  • 注射療法:ハイドロリリース(超音波ガイド下注射)で筋膜の癒着を剥がす
  • リハビリテーション:理学療法士による運動療法や徒手療法、物理療法で、首まわりの筋力とバランスを整える
  • 姿勢指導:日常生活で取り入れやすい姿勢の見直しをご案内

日常生活での工夫

ストレートネックは、日常の姿勢の癖が積み重なって生じるため、生活面の見直しが改善への鍵になります。日常生活の中で以下を意識すると良いでしょう。

  • スマートフォンを目の高さに近づけて使う
  • パソコンの画面の高さを、目線が水平になる位置に調整する
  • 1時間に一度は、首や肩を動かして休憩する
  • 高すぎる枕や、身体に合わない寝具を見直す
  • 入浴で首まわりを温めて、筋肉の緊張をゆるめる
  • 首まわりの筋力を保つために、無理のない範囲で運動を続ける
  • うつむいた姿勢を続けないように意識して背筋を伸ばす