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関節リウマチとは・・・・・・
一般に、骨や関節、筋肉など、体を支え動かす運動器官が全身的な炎症を伴って侵される病気を総称して「チウマチ性疾患」といいます。
このうち、関節に炎症が続いて、関節が徐々に破壊され、やがて機能障害を起こす病気が「関節リウマチ」です。
関節リウマチの特徴は「関節の腫れと痛み」です。「対称性」といって、左右両側の関節にあらわれることが多いのも特徴です。
人間が生まれながらに持つ性質として、体内に侵入してきた細菌やウィルスなどの外敵を攻撃し排除するシステムがあります。ところが何らかの原因でこのシステムに異常が生じ、自分の体の成分や組織を外敵と誤り、攻撃して排除しようとする現象が起き、炎症とともに関節が破壊される病気「関節リウマチ」となります。
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治療法について・・・・・・
関節リウマチの治療の基本は、病気の進行を抑えることと、痛みをとることです。
さまざまな状態や痛みにあわせて、薬物治療、手術療法、リハビリテーションを用いた治療が行われます。
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薬には痛みや炎症をとる効果が期待できます。しかし、薬にばかり頼って関節を動かさないでいると、関節が固くこわばってしまうことがあります。
リハビリテーション(以下リハビリ)は手足の運動機能を保ち向上させる目的で欠かせません。
当医院では症状にあわせたエクササイズ、各種リハビリ器具を用いた効果的な運動療法を指導しています。
リハビリの
主なポイントは
@毎日根気よく続けること
A過度にならないようにすること
B自主的に行うこと、などです。
専門医の指導を受け、適切なリハビリで症状を改善させましょう。
>> 当医院のリハビリテーション施設について
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●睡眠時間
一番重要なのは十分な睡眠時間をとることです。
夜更かしは避けてください。疲労感が強い時期には、時間を決めて昼寝をして下さい。
精神的ないらいらも禁物です。またお酒もひかえてください。
●関節をまもる日常生活の工夫
自分でできると思っても、関節に負担がかかる行為や動作をできるだけ避けてください。
・30分以上同じ姿勢をつづけない。
・椅子に座って作業できるようキッチンまわりなど工夫する。
・関節を冷やさないよう冷房は控えめに。
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