|
骨粗しょう症とは・・・・・・
骨粗しょう症とは、体内のカルシウムが不足して骨がスカスカになり、もろく折れやすくなる病気です。閉経後、とくに高齢者の女性に多くおこります。また、日頃の食生活・生活習慣も少なからず関係しています。
初期には比較的症状はありませんので、気づかずにいることが多いものです。
しかし病状が進行するに従い
●背が低くなり、進行すると背中や腰が丸くなる
●背中や腰が痛む
●軽く転んだだけでも骨折しやすくなる
などの自覚症状があらわれてきます。
|
|
骨粗しょう症にならないために・・・・・・
●カルシウムを多くとりましょう
カルシウムを多く含む食品(一般的な摂取量での比較です) |
|
1位 |
2位 |
3位 |
4位 |
5位 |
6位 |
牛乳・乳製品 |
牛乳
|
乳飲料
|
アイスクリーム |
カマンベール
チーズ |
スキムミルク |
無糖ヨーグルト |
豆・種実類 |
がんもどき |
厚揚げ |
もめん豆腐 |
凍り豆腐 |
油揚げ |
ごま |
魚介・海藻類 |
干しえび |
うなぎのかば焼 |
ひじき |
いわしの丸干し |
煮干し |
ししゃも |
野菜類 |
かぶの葉 |
こまつ菜 |
大根の葉 |
切干し大根 |
チンゲンサイ |
高菜漬け |
●ビタミンDを多くとりましょう
カルシウムの吸収をよくするためにビタミンDはとても大切です。
ビタミンDを多く含む食品(一般的な摂取量での比較です)
|
1位
|
2位
|
3位
|
4位
|
5位
|
6位
|
7位 |
さけ
|
さんま
|
さしみ
|
さば
|
かつお
|
ぶり
|
干ししいたけ |
このほかマグネシウムの接種不足もさまざまな疾患の誘因をして重要視されています。マグネシウムを多く含む食品には海藻類、ココアなどがあります。しっかり摂るようにしましょう。
骨の健康には上記の他にもたんぱく質、リン、ビタミンA・C・Kなどの栄養素が深くかかわっています。
バランスの良い食事を心がけましょう。 |
●日光浴
日光浴はカルシウムの吸収を手助けするビタミンDを作ります。
|
●運動
骨には刺激が必要です。
せっかくとったカルシウム(骨の材料)を有効い使うためには適度な運動をしましょう。
激しい運動はかえって危険です。
|
●骨折予防
骨折は家の中でも多くおこります。
整理整頓しお風呂場や階段には手すり、滑り止めなどをつけ、すべらないように
注意しましょう。
骨折は寝たきりの原因につながります。
骨折の危険を少しでも減らすために、転ばないよう注意しましょう。
・お酒タバコはなるべく控えましょう。
・睡眠はたっぷりとりましょう。
・3食をきちんと食べましょう。牛乳は寝る前の一杯が効果的です。
|
|
|
治療法・・・・・・
骨粗しょう症の治療にはカルシトニン注射(痛みをとり、骨が溶けて減るのを抑えます)や
ホルモン剤などさまざまな治療法があります。
骨粗しょう症の治療はコツコツと続けることが大切です。
まずは自分の骨の状態を知る事が大切です。
定期的に骨量の検査を受けてみられる事をおすすめします。
|
|
|
|